MATSUYAMA CITY

松山市

環境と経済の両立を目指して
「誇れる環境モデル都市まつやま」

松山市は、愛媛県の中央に位置し、瀬戸内の温暖な気候と豊かな歴史・文化に恵まれた全国に誇れる都市である。
温暖で日照時間の長い気候特性を活かした「松山サンシャインプロジェクト」、松山駅周辺土地区画整理事業など、低炭素型の環境に配慮した「歩いて楽しい健康増進のまちづくり」、地域に安らぎと活力を提供できるよう、資源の有効利用等、地域に適したコミュニティを構想する「スマートコミュニティ」、環境配慮型行動の基盤を整備し、温室効果ガスの排出抑制を行う「地域循環システム」の4つの取組方針を掲げ、「低炭素社会づくり」に向けて取り組む。また、市民、企業、大学等の皆様と協働し、知的資源の活用を行う。

EXAMPLES

取組例

  • クリーンエネルギーの導入促進

    住宅・オフィス用太陽光発電や太陽熱利用システム、家庭用燃料電池システム、住宅用蓄電池に対する補助金事業等により、導入促進を図る。

  • フライブルク市(ドイツ)とエコフレンドシップ協定を締結

    本市の姉妹都市で、「環境首都」として世界的に有名なフライブルク市で環境教育施設を運営するNPOとの間でエコフレンドシップ協定を締結し、五感を重視した体験型の環境学習を実施。

  • 再生可能エネルギー等地域資源の可能性調査

    「温泉熱」など未利用エネルギーの有効活用と経営改善を合せた省エネルギー化を図る低炭素経営の推進を行うため、スマートコミュニティに関する各可能性調査等を実施。

  • 松山駅周辺土地区画整理事業の実施

    松山駅周辺の鉄道高架及び土地区画整理事業に伴い、交通結節点にふさわしい都市機能の充実及び駅前広場への路面電車引き込みなど多様な交通の乗り継ぎ利便性の向上を図る。

  • 電気自動車の導入促進事業

    充電設備設置の拡充、観光地域でのモビリティセンター導入による移動の選択性の拡大等、次世代自動車への転換を図る。

  • ごみ減量、再資源化の推進

    各種広報媒体や啓発施設の活用、小学校等への環境学習(出張講座)を実施し、ごみの排出抑制等につなげる。ごみ分別の見直し等を行い、分別意識、資源化率の向上を図る。

  • 松山アーバンデザインセンターの設置

    公(行政・NPO)、民(企業・市民)、学(大学)が連携し、専門家が支援する実践的なまちづくりの拠点として、中心市街地にアーバンデザインセンターを設置し、魅力的な都市空間を創出していく。

  • 大学、地元企業等の知的資源の活用

    産・学・民・官が持続可能な低炭素社会の構築を目指すパートナーとして連携し、環境に関する情報等の共有や情報交換・共同提案を行う体制を構築する。

  • 再資源化、適正処理の推進

    家庭にある古着や使用済み天ぷら油を提供していただき、ごみではなく「資源」としてリユース・リサイクルを進めて、障がい者団体や環境にやさしいまちづくりを推進する。