CHIYODA CITY

千代田区

かけがえのない地球環境をみんなで守るまち 千代田

千代田区は政治・経済の中心であり、高度な業務機能が集積している。また、区の面積は11.66平方キロメートルで、住民5.8万人に対し、昼間区民は約14倍の82万人に達している。
千代田区は低炭素まちづくりに向け、3つの柱を取組み方針としている。1つ目は「高水準な建物のエネルギー対策の推進」であり、区内の建物について、それぞれの特性に対応した建物単体に対する取組みを展開する。2つ目の「まちづくりの機会と場を活かした面的対策の推進」では、街区単位など面的にアプローチを行うことで、効率的かつ効果的な地球温暖化対策を推進する。3つ目の「地域連携の推進」では、事業者や区民・教育機関・行政など、各主体が連携して取組むことを推進する。これらの取組みを行い、低炭素社会への転換を図る。

EXAMPLES

取組例

  • 千代田区建築物環境計画書制度の運用

    建築主が本計画書を作成することにより、建築物の省エネルギー対策やヒートアイランド対策等の環境に配慮した自主的な取組みを促進し、低炭素型社会づくりを推進する。

  • グリーンストック作戦(既存建物の低炭素化)の実施  

    中小事業者やマンションを対象とした建物の省エネルギー対策の支援を行い、区内にある膨大な数の既存建物(ストック)の省エネルギー化(グリーン化)を推進する。

  • 地域冷暖房施設の高効率化

    区内の民間事業者と連携し、既存施設の効率化と新規施設の設置に取組み、施設の効率化等に取組む。

  • コミュニティサイクル事業の実施 

    区民及び来訪者の移動手段を、自動車から自転車へ転換することで、自動車交通によるCO2排出量の軽減と環境意識の向上を推進する。

  • ヒートアイランド対策の推進

    ヒートアイランド対策戦略プログラムに基づき、舗装や建物の被覆対策、人工排熱対策を進めるとともに、緑化推進要綱や助成制度の拡充により、屋上や敷地内の緑化を推進する。

  • 「高山市」と連携した森林整備プロジェクト

    岐阜県高山市と連携した森林整備事業によるCO2削減量と、区内のCO2排出量をカーボンオフセットして、区内のCO2削減と高山市の森林保全を推進する。

  • 温暖化配慮行動計画書制度の実施

    区内の事業者が取組んでいる温暖化配慮行動等を毎年区へ報告する制度で、その優良な取組みを公表・表彰し、事業者の更なる温暖化配慮行動の促進や活動の波及を目指す。

  • 千代田エコシステム(CES)の推進

    区内に住み・働き・学ぶすべての人々が、楽しみながら継続的に環境配慮行動に取り組めるように、千代田区独自の環境マネジメントシステムであるCESを推進する。